Camino day 11
Navarrete to Najera
「8時だぞwまだ寝るのかw」
デイヴッドに起こされる。
もう…What is your problem???あと30分は寝かせて?w
もはやわたしが最後にアルベルゲを出ることは定番だ。
なぜ、みんなそんなに急いで出てくのか逆に意味がわかんないw
暑いのが嫌なら、この時期に歩かなければいいのにw
宿があるか心配なら、途中でどこまで歩くか決めたときに予約すればいいのにw
暗い中を歩いて何が楽しいのかしら?
そんなに暑いのが嫌?
遠くまで歩きたいからって…いやいやスペインは22時まで明るいよ?w何時間歩く気w
だから、遅っ!と笑われとも、全然気にしない。
あなた達の価値観押し付けないでください。
わたしの価値観押し付けられたら腹立つでしょ?と思う。
早く起きたきゃどうぞ。
わたしは清掃が始まるギリギリまで寝ます。
起きたら10〜15分で出れるんです。
大概のことは適当なくせに、変なとこだけみんなこだわるのね。
てことで、これまたてけてけマイペースにわりと速めに歩き始める。
てけてけ…
てけてけ…
お腹が減ったのでカフェに入る。
エスプレッソとー、オレンジジュースとー、サンドイッチちょうだいーとカウンターで注文していると…
すると、見覚えのある顔が…
おお?おおおおおお!?おおおおおおおおおおおお!!!
ビェッティじゃんっっ!!
初日、バイヨンヌで一緒にバスを待って、サンジャンで飲んだくれたアミーゴグループのビェッティ!!
サンジャン出発を1日遅らせた私は彼女にもう会えないと思っていた。
というのも、他の子たちとは、今どこよ〜?と連絡を取り合っていたけど、
彼女は携帯をあえて故郷のオーストリアに置いてきていて、連絡が取れないのだw
飛び跳ねて喜ぶ。
「ちょwうそw何してんの⁈」とビェッティ。
なにって、巡礼だよハニーwww
嬉しい嬉しい嬉しい!!
ほらね、遅くに出発してよかったじゃないかっ!!笑
あそこでもう30分寝ていなかったら、カフェでビェッティに会えなかった。
てけてけ歩きながらまず彼女に聞いたこと…
「ねぇ、カリフォルニアから来てるライアンってブロンドのイケメン見なかった?パンプローナから行方不明なんだが」
見てないらしい…。どこ歩いてるの、ライアン…。
するとビェッティが「ねぇドイツから来てる、トムって背がすごく高いキュートなイケメン見てない?ロスアルコスから行方不明なんだがw」
みんな、だいたい歩いてるモチベーションなんて同じなのねw
彼女は、数日前に、私が一緒に歩いていたイタリアン、パスカルとフレンチのアレックスに出くわし、
「たまねぎって日本人を肩車したじゃん?」という会話を耳にして、「その子とどこで会ったのーー??!」とちょうど話していたらしい。
Facebookの共通友人を見つけて「この人と知り合いんだ!」と盛り上がるように、ここカミーノでは「君たちも出会ってたのね!!」という会話でテンションが上がる。
ついた町でビェッティとカフェでダラダラしていると、すでに仲良しのルーマニア人のアンドレとノルウェー人のアンメイが通ったので、まぁまぁ座りなよと観光を中断させて誘い込んで、ビェッティを紹介するw
そして、そのまま夕飯を4人で食べる。
うーん!いい夜だった!!
明日の朝までにマメが治るなら、300ユーロまでキャッシュで払うと叫んだw
みんなでそれぞれの国家を歌う。君が代を熱唱し…
そろそろネルーーー!!
ちゃお!
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